[キンミズヒキ]可憐な花がブラシ状に集まって|バラ科キンミズヒキ属|エバーグリーン

user   2018年8月1日   [キンミズヒキ]可憐な花がブラシ状に集まって|バラ科キンミズヒキ属|エバーグリーン はコメントを受け付けていません。

低地や山地など、至るところに見られる「キンミズヒキ」を紹介します。

キンミズヒキ

キンミズヒキ

 

バラ科キンミズヒキ属の多年草で、北海道から本州、四国、九州に分布し、普通に道端で見られます。日本語では“金水引”と書きます。

 

地下の根茎は太くてよく肥えています。茎はまっすぐ立ち、全体的に多毛で高さは30〜90cmになります。写真のように分岐して等間隔に葉を付けます。

葉は5〜9個の小葉からなっており、先端の小葉は長さが3〜6cmのひし形に近い長楕円形をしています。葉の先が尖っていて、葉の縁には尖ったギザギザがあるのが特徴です。

花の時期はちょうど今頃の7〜9月です。写真のように茎や枝の先には細長い花穂がついて、多数の黄色い花が咲きます。花は6〜11mm程度で、卵型の花弁が5枚、雄蕊は8〜15本付いています。

キンミズヒキ(エバーグリーン植物図鑑)

キンミズヒキ(エバーグリーン植物図鑑)

 

ミズヒキ(水引)」という赤い花を咲かせるイメ-ジの似た花がありますが、このミズヒキはタデ科イヌタデ属なので別の種類です。見過ごしやすい花です。

同じ季節に同時に咲くこともありますので、見比べてみるのもおもしろいでしょう。

可憐な花がブラシ状に

可憐な花がブラシ状に

 

西沢渓谷コ-スでは、アスファルト道路を覆った土の上や土道の道端は元より、渓流添いの少しの土しかないところでも元気に咲いています。本格的な渓流コ-ス手前の平坦な道の両側や旧トロッコ道の斜面などでよく見かけますが、渓流添いの所々でも見られます。

 

「キンミズヒキ」は歴としたバラ科なので、花の時期には淡い香りが確認できます。

一つ一つは小さくて可憐な花、それらがブラシ状に集まった特異な形状の花穂を愛でながら、茎や枝の手触りも試してみることをオススメします!

写真に収めるだけではなく、香りや触覚など新しい発見があるかも知れません。

 

山梨市森林セラピー推進協議会 森林セラピスト / 四十物治夫(あいものはるお))
 

可憐な花がブラシ状に